2021-05-06

5月26日の満月はブラッドムーンではありません

月が赤く見えるからブラッド・ムーンと呼ぶのは間違いです。

ブラッドムーンは、10月の満月のことを指し、意味は、食肉のために犠牲になった動物たちへの感謝を称える収穫の最後の満月のことを呼びます。

13の満月の中でも、10月の満月は3回目の収穫の満月で、とても重要なもので、血を流して犠牲になってくれた動物たちへ感謝をする1年に一度の特別な日なので、むやみやたらにブラッド・ムーンと呼ぶのはいかがなものかと思います。

それぞれの満月のエネルギーが違うことから、それぞれに名前をつけているのは、魔女のしきたり。。。それを知らない人はその満月がどうしてそう呼ばれているかもわからないわけ。そして、それぞれの魔女の伝統によって、いろいろな名前があります。(5〜10個くらいの名前があります)

ムーンジャーナルでは、5月26日はさそり座の満月となっているんだけど、いて座の満月です。理由は、月星座は2〜3日ごとに星座を移動していきます。私が学んだ月の魔法では、朝起きたときの月の星座でその日は過ごすというもの・・・何時に移動するとかボイドタイムとかを気にしない生き方をするので、26日の午前11時40分にさそり座からいて座に移動するので、カレンダーにはさそり座となっているの。だけど、満月になるのは、26日の午後8時14分だから、その時間はもういて座ってことなのです。初めて作ったムーンジャーナルだったので、来年からはこういう部分も注意して作ることにします。

魔女の世界では、月がどの星座にいるかはあまり重要視せず、それぞれの月のシーズンは、エネルギーが違い、それを元に満月に名前がついていて、テーマもある程度決まっているので、それを重視してムーンリチュアル(エスバト)を行っています。

5月の満月もいろいろな呼び名がありますが、私はフラワームーンと呼びます。理由は、魔女はサバトという年8回の祝日があって、これは春夏秋冬の区切りとお祝いをしていきます。3月の満月をシードムーンと呼んでいるのですが、シードとは種のこと。3月に種まきして、4月の満月はグローイングムーン、グローイングとは成長のこと。4月にすくすく成長して、5月のフラワームーンで花を咲かせるという意味から、フラワームーンと呼んでいます。