2013-09-24

ディープブレスができない理由

瞑想ワークの基本として、瞑想をスタートするときに、深い呼吸をします。様々な方法がありますが、意外とこの呼吸法が上手にできない人が多いです。息を胸いっぱいに吸い込む、または息をお腹いっぱいに吸い込む、これらをそれぞれスムーズにできないことが多かったりもします。

心臓の鼓動や血液の流れなど、私たちの意思でコントロールすることができません。唯一、呼吸だけは意思でコントロールすることができます。

しかしながら、上手にできない場合、いろいろな理由があります。

第一は、自分の体とマインドが一体となっていたいため。。。

体、マインド、ソウルを一つにするのが、スピリチュアルワークの第一歩ですが、3つを一緒にするワークをするというよりは、まずは、体とマインドを一体にして、一体になったらソウルにつなげるという感じです。

さらには、

ハートチャクラに、様々なエネルギーを抱え込んでいる場合。。。

嫌な経験は、人生の中で、それに出会い、体験するものの、それは自分の体を通り過ぎていくものです。失恋して、大きな悲しみや空虚感をそのときは感じます。でもそれらは、そこで体験したら、自分の体を通り抜けていくものなのです。しばらくは、日常生活の端々で、変化が悲しみを招いたり、空虚な気持ちになるでしょう。でも、その一つ一つも、その都度、体を通り過ぎていきます。多くの方は、嫌な体験で生まれたエネルギーを自分のハートチャクラまたはみぞおちのチャクラに抱え込んで、保管してしまいます。これは自分の考えの中に、「嫌な経験は自分を通り過ぎていく」と意識することで、ほとんどの負のエネルギーは保管されることなく、通り過ぎるでしょう。それでも、保管してしまうこともあります。そのときは、しばらくそのままにしてあげましょう。

通り過ぎるということは、体には溜めませんから、呼吸法が上手にできない場合の多くが、息を吐き出すことができないことが原因で、スムーズにいきません。

吐き出した息は、体の不要なものを吐き出しています。ついつい保管してしまっている人は、息を思いっきり吐くことができないのです。

人間が生きている意味は、吸う息、吐く息、どちらだと思いますか?

吐く息が生きているという意味なのです。人が天に召されるとき、呼吸は、吸って終わります。

ハワイではアロハのハーは、息を吐くということ、古来のハワイでは、おでことおでこを合わせて、ハーと息を相手に吹きかけるというのが正式な挨拶でした。

実際に呼吸法を練習するコツですが、1回に何度も行わないこと。3度くらいでOKです。呼吸が上手くできてい人は、何度も行うにつれ、もっともっと苦しくなってきてしまいます。なので、一回の回数よりは、1日の中でこまめにやってみること。

そして、息を吸うことではなく、まず、吐くことから練習しましょう。息を勢いよく、なるべく長く吐くこと。最初は勢いつけて吐き、その後、吐く息を細くして長く吐ききること。

これは、ため息をついたとき、ため息は自然とついてしまいますが、ため息が出たときは、さらに息を吐くこの練習をしましょう。

ため息は、日常の中で嫌なことがあると、体に負のエネルギーが発生し、それを体に出そうとする本能的なものです。日常で嫌なことがあったら、大きく息を勢いよく吐きましょう。イメージとしては、嫌なことを吹っ飛ばすような感じで。。。

吐くことが上手にできるようになると、吸うのは自然とできるようになります。胸に吸うか、お腹に吸うかは、胸なら胸に手を当てて、お腹ならお腹に手を当てて、ここに吸い込むと意識するとできるようになります。やがて、上手にできるようになります。—–