2015-05-14

Wheel of Yearとは?

2015wheelofyear

私たちの人生は、「輪」を回っています。約1ヶ月の月の満ち欠け、新月から始まり満月を過ごし次の新月へと、これを毎月繰り返します。そして、春夏秋冬を何度も繰り返し、1年を過ごします。Wheel of Yearは、1年間に8日間あるマジカルな祝日のことです。Wheel ウィールとは、車輪のこと。1年の車輪というような意味です。このウィールオブイヤーに沿って、ウィッカ、ペイガン、ウィッチ、魔女などマジカルな人々は過ごしていきます。マジカルな伝統は、主にケルトやヨーロッパを中心とした地球とともに暮らす方法で、妖精や女神たちにサポートしてもらうことが多いです。MHアカデミーでは、ネイティブアメリカンの伝統に基づいたシャーマニズム(シャマニックワーク)も並行して取り入れていて、こちらは、動物や地風火水の4つのエレメントにサポートしてもらいながら、同じく地球とともに暮らす方法です。世界では、マジカルとシャマニックと両方を取り入れながら地球とともに暮らす方法を学び実践していくのが主流となっています。これらの思想を「Earth based spirituality」地球をベースにしたスピリチュアリティなどと呼ぶことが多いです。

さて、ウィールオブイヤーは、マジカルな伝統に基づくもので、シャマニックワークでは、季節のお祝いは意識しますが、ソーウェン、インボーク、ベルテイン、ラマスという4つのスピリチュアルなお祝いはあまり意識しません。この4つのお祝いでは、サポートしてくれる女神とつながりながら、特定のエネルギーを引き寄せていきます。4日間のスピリチュアル性を祝福し高める日と、4日間の地球を祝福し季節を崇める日と、2種類の特別な日々を持つことにより、二極性やバランスを保つのがマジカルな祝日、ウィールオブイヤーの教えなのです。

マジカルな世界では、春分、夏至、秋分、冬至から、各季節が始まると説いていることが多いのですが、日本の暦(日本の旧暦)では、立春、立夏、立秋、立冬から、各季節が始まり、この日程が私たちの日本の暮らしにベストマッチしますので、こちらを意識していきます。よって、春分、夏至、秋分、冬至は、各季節の真ん中の日、ピークにあたり、各季節のマックスのエネルギーをお祝いする日となります。

地球をお祝いするこれらの季節は非常に大切で、春は、物事をスタートさせ、夏は、物事が成熟し、秋は、物事が実りと収穫を迎え、冬は、収穫を消費しながら、次の1年のプランを立てるという流れで人生を毎年過ごしていきますので、それぞれの季節の意味と役目を再確認し、自分が目標どおり進んでいるかどうかを確認するための日と考えると良いでしょう。

マジカルな世界でもシャーマンの世界でも、スピリットたちは、お祝いが大好きで、お祝いのためにドレスアップしたり、デコレーションしたり、パーティーをしたり、踊ったり、歌ったりが大好きです。楽しい特別なひとときを過ごすための労力、努力、貢献を尊び、特別なエネルギーやパワー、サポートを与えてくれますから、丁寧に一生懸命お祝いするのがおすすめです。特に、やり方に決まりはありませんし、どれも間違いではありません。MHアカデミーで学んでいると、だんだんと、この祝日にはこのアイテムを使おうとか知識が抱負になってきます。毎年、同じスタイルでもいいですし、アレンジしてもいいです。盛大に行ってもいいですし、忙しくて何もできそうにもないときは、キャンドル、お香、クリスタルなどでさっと済ましてもオッケーです。