2020-12-06

どのタロットカードがいいのか?

今月は、タロットカードの上手な使い方についてボーナス講座をお届けする。オラクルカードとタロットカードをどのように区別して使ったらいいかも説明しようと思っている。

実際、どのタロットカードがいいのかって問題は、世界中で答えが出ない議論の一つとなりうるだろう。

正解は、人それぞれ・・・ってことかと思う。

私の場合って話をしようと思う。

私がタロットカードを使ってみようと書店で買ったのは小6のとき。買ってきて、開けてみたら、すごく頭が痛くなって怖くてそれっきりとなった。

今、思うと、そもそもサイキックに生まれてた私なので、無理もなかったのだろう。しかし、両親は完璧なサイキックやスピリチュアル大否定派で、科学的証拠あるのみ!の理系一家。私もそれに洗脳され、そういうもんだといい大人になるまで知らずに生きてきた。

最初に使ったカードは、ドリーンバーチュのエンジェルオラクルカード。タロットカードは怖いイメージがあって、それは嫌だからオラクルカードを作ったというドリーンに大賛同して、私はドリーンに育てられ、すくすく成長したカードリーダー。エンジェルカードリーダーもアメリカの第1期生だし、あらゆるドリーンの新講座を一番に受講してスピリチュアルに成長してきた。ドリーンのすべてのカードを持ち使ってきた。

今、時代は変わり、これからはドリーンのカードも講座も本もなしで、進んでいかなければならないから、ミラクルヒーリングアカデミーのカードリーディング講座も古いのも残すが、新しい講座を追加する予定。

カードは、たくさん種類をいっぱい持ってれば持ってるほどよいと思う。なぜなら、リーディングする目的によってカードは使い分けるほうがいい。どんなリーディングでも1種類のカードで行うには無理がある。

タロットカードとオラクルカードの違いはその構成にある。オラクルカードに構成のルールはないので、枚数もグループ分けも自由。何についてリーディングするかも明白。タロットカードには構成にルールがある。大アルカナは22枚で小アルカナが4つのグループからなり、各14枚のカードで構成されている。

私が思うには、タロットカードは全く使わないってのもいいと思う。オラクルカードだけでいいと思うし、オラクルカードの方が使いやすい。タロットカードは、使いやすいカードを見つけるのは結構大変。

タロットカードと言えば、その元になっているライダーズウェイト版とかマルセイユ版で、これが基礎とか基本とかと考えているとダメだなあと私は思う。確かに、この世にタロットカードの基礎構成が存在することになったのは、ライダーズウェイトなんだけど、このカードの意味を構成したのは、ゴールデンドーンで、ライダーズウェイトでリーディングするときは、それに沿って読めばいいけど、他のタロットカードを読む場合は別物であるってことを認識しないとダメ。

すべてのカードは作者が作ったカードであるから、その作者がどういう意味で作ったかが最優先される・・・がしかし、ミラクルヒーリングアカデミーでは、実際はチャネリングでメッセージを読んでいくのにカードのイラストを利用しているだけなので、作者の意味するところもどうでもいいといえばどうでもいいのだが。しかし、カードには顕著に作者のエネルギーが宿る。そのエネルギーを一掃できないものかとあれこれ魔法をかけてみたものの、なんかまた戻ってくるっていうか。。。

だから、各カードのエネルギーを受け入れた上で、リーディングに使っていくことにした。

私もライダーズウェイトから離れすぎているタロットってどうよって思ってたところもあったんだけど、そういう考えはやめて、作者がどうしてこのカードを作ったのかを知り、自分なりにカードを理解しようと思った。

タロットカードは、人生のすべてのシチュエーションが反映されているカードで、2021年を迎える今、来年の12ヶ月のリーディングをするときには、タロットカードがとてもいい。しかも、ペンタクルはアバンダンスとか物質的なこと、ソードは情報とかコミュニケーションとか目に目ないもののこと、ワンドはクリエイティブな力や情熱とかやる気とか元気とかなこと、カップは恋愛や愛などハートの感情に関するすべてのこと。この4つの区別がきっちりできているカードがなお良い。

例えば、カップのカードが出れば、テーマはハートのこと、恋愛だったり友情だったり家族愛だったりだし、ペンタクルが出れば、物質的なことやお金のこと生きていくためのこと、人生にはいろいろな側面がある中で、今月はお金のことがテーマだよとかわかるわけ。

その中で、私が、12ヶ月のリーディングをする上でもっとも適していると今回感じたのが、ライトシアーズタロット。

なかなか、日本語版が出なく、先に、同じ作者のミューズタロットが発売決定しているけど、ライトシアーズはまだなんだよねえ。ただ、ヘイハウスに出版権を売って発売しているから、日本版もまもなくかと思うんだけど。

ライトシアーズは、全部、作者の手書きのイラストで、楽観的でポジティブなカード。とてもいいエネルギーを引き寄せるなあと思う。

今月のボーナス講座は、ライトシアーズを使って12ヶ月のリーディングをする方法も教える予定。