2020-06-03

6月の星模様

※日付は一部アメリカ時間だったりするので、日本の正式時間は若干違いますが、おおまかにってことでOKです。

6月の星模様の特徴的なことは、

  • 6月6日 いて座の満月で月食が起こり、次の新月で日食、その次の満月で月食と、3回続けて食が起こること。
  • 6月18日 水星のレトログレイドがスタート
  • 6月21日 前日に太陽がかに座に入り、夏至(リーサ)のこの日、かに座新月で日食が起こります。
  • 6月23日 海王星がレトログレイド
  • 6月25日 金星がダイレクト(順行)になります

月食日食については、見える見えないは関係なく、起こるときは、魔女には大きな意味があります。

5月23日 ふたご座の新月を迎えて、ふたご座のエネルギーに包まれているこの1ヶ月。

ふたご座の月のエネルギーは、コミュニケーションがキーワード。直感力が冴え、特にクリエイティブな直感力が強くなります。この力を上手に知識と融合させて、表現することに活かすことができます。また、二極性にもフォーカスするので、一対一の人間関係、自分の内と外など、二極の力も特徴的になります。

そんな、ふたご座の1ヶ月に起こる満月は、ハニームーンと呼ばれます。

ハニームーンは、甘いエネルギー、愛を育むのも得意なエネルギーです。自然界では、夏が始まり、花は満開になり、ハチたちがミツを求めて飛び回り、働きアリも忙しそうにしています。虫たちの姿を見ていると、今がどんな時期かよくわかります。忙しそうに働く・・・何のため?巣作り、家族作り、みんなのための共同作業・・・私達にとっても、こんなエネルギーです。ハチみたいにアリみたいに働くとき。幼虫たちは最後のフェーズですね。いよいよ、美しい蝶として羽ばたくとき。多くの虫は、七変化というくらい、幼少期と成人期に変化があり、大きな変容の象徴とされているんです。虫に出会ったとき、多くが、とても大事なサインやメッセージです。

6日土曜日の満月は、月食を伴います。マジカルの世界では、月食が見える見えないは関係なく、食が起こるときは特別です。

皆既月食だと想像して下さい。

満月の光に照らされた美しい夜に、突然 満月がだんだんと光を失っていき、真っ暗になってしまう。そして、まただんだんと光を見せて、満月に戻るわけです。この光景は、不気味そのものですよね。これから何が起こるかわからない不安な気持ちにさせます。皆さまが感じるそのエネルギーが月食のエネルギーです。

月の場合は1ヶ月かけて、光がない新月から、三日月の姿になり、半月の姿になり・・・と月の形が変化しているように映っていますが、これも地球が影になるせいで起こる現象。月食は、月の満ち欠けの1ヶ月が短時間で一気に起こるエネルギーでもあるのです。

つまり、満月の夜に、1回分の月の満ち欠けが起こるということ。つまりは、月食前の満月と月食後の満月はエネルギーが違うんです。この一晩でスーパー早送りで次へ進むという感じ。

月は私達の内面のエネルギーで、感情を司りますから、感情が不安定になっても不思議な日ではありません。ひとしきり大泣きしたら、生まれ変わったかのようにスッキリしちゃったとしても不思議ではないということです。

食を伴う月のときは、そういうわけで強烈なエネルギーを発するので、静かにシンプルにリチュアルするのがオススメです。

6日の満月、次の新月、その次の満月と3回続けて食を伴いますので、自分の内側に意識を向けて、ありのままの自分の気持ちにしっかりと気が付きましょう。

私は大丈夫!と決め込んで過ごす癖がある人、これが口癖の人は、自分にそう言い聞かせている節があるので、なぜそう言うのかを掘り下げるといいですよ。

6月の星模様で大きく私達に影響するのは、この3回の食を伴う月ですね。

他、レトログレイドが多い時期ですが、9月の終わりくらいまでは、レトログレイド期なので、新しく前に進むのではなく、やりかけてることをしっかりやること、見直すこと、反省すること、修正すること、調整すること、よりよくすることをしていく時期です。自分の仕事、環境、まわりのことを、12月から本格的に来る新しい風の時代に合わせる時期なのです。

風の時代に自分はどう生きるのか?を3回の食を伴う月の夜に考えてみて下さい。