2020-10-16

サビアンシンボルについての考察

昨日、サビアンシンボルについてはじめて学んだ!

結論から言うと、私の場合は、サビアンシンボルは使う必要はないなと思ったので、その理由など解説しようと思う。

ざっくり簡単に言うと、1925年に、あるチャネラーなのかな?が、360個の啓示をもらって作ったもの。この段階で、宇宙のエネルギーの解釈をどこかの人間の解釈に当てはめてしまうんだから、残念でならない!と私は感じた。

宇宙からの星のエネルギーって、もっと本当に壮大で、ハッキリ言って誰にも読み解くなんてできない世界。どんなに勉強しても完璧に読み解くなんて絶対にできない。だからこそ、そこを探り探り読み解いていくのが楽しいのである。

だから、サビアンシンボルは私は使わないと感じた。

私は、ホロスコープを見て、その人のエネルギーを感じると、なんだかいろんなことを感じ始める・・・感じ始めると、いろいろ質問したくなってきて、いろいろ質問をする・・・そうすると、モヤッとしてたものが、だんだん、なるほどねってわかってくる・・・本人もしっくりしだす。

ホロスコープのどこを見るかって言うと、どのハウスに星が多いのかな?とか、なんでそこに多いのかな?とか、5度前ルールは私は適用しない!度数の情報は私にはいらなくて、その星がそのときどこのハウスにいたかを重視。なぜなら、私はハウスとハウスルーラーがとても重要と感じているから。アスペクトはいちおう見るけど、それもあんまり意識しない。なぜなら、アスペスクトを見なくても、エネルギーの対立とか矛盾とかそういうのを感じてわかるから、情報として私にはあんまり必要ではないって感じ。

母体からこの世に生まれた瞬間に、人間として誕生し、そのときの星空がその人の人生のシナリオであるという解釈のもと、ネイタルチャートを読むのが私のスタイル。生まれたときに、星空のエネルギーがその人にプリントされるって感じかな。。。

で、焼印みたいにプリントされたその人はその人の人生を歩んでいくわけで、そこに毎日星空からいろいろなエネルギーは燦々と降り注がれ、例えば、星空の月がかに座だったとき、そのエネルギーが降り注がれているから、プリントされたのが月がかに座の人には、心地よいシャワーのような感じだし、例えば、かに座のと正反対のエネルギーである月がやぎ座の人にとってみたら、気持ちよくないシャワーが降り注ぐという感じかなあと思う。

そして、プリントされたエネルギーと馴染む環境やエネルギーの中にいると、人生がスムーズに進んでいく・・・つまり、人生をスムーズに進むには、どういう環境やエネルギーがいいかの指標となるのが星読みかなと思う。

詳細地図ではないんだけど、方角が書いてあって、どこになにがあるかくらいのざっくりした地図を手に入れるのがオラクルスターリーディング(私の星の読み方は、オラクルスターリーディングと命名してみた)。

星読みをしても、そこに行くまでの詳細な道や道すがらの情報がすべて網羅されているわけではないんだけど、そこを目指して、どの道を選んでいくかが人生の楽しさだし、このときに、タロットカードやオラクルカードなどで、アドバイスをもらえばなお楽し!

だから、サビアンシンボルは私は必要ないから使わないけど、でも、チャネリング出来ない人や星占いをさくさくと仕事にするんだったら、サビアンシンボルを読んであげれば、いろいろ話も広がってクライアントが楽しめるなと思う。別に間違っているわけではないと思うから、単に一つの解釈ってことだと思う。チャネリングできるできないの感覚を例えると、私は鮮明じゃなくてもぼんやりどこに何があるかわかるわけだけど、チャネリング出来ない人は、真っ暗闇または真っ白にしか見えないし、何も聞こえないし、何も感じないって感じ。だから、サビアンシンボルの情報があると、なんとなく、想像力を刺激して、話が広がるだろうなと思う。

その理由は、サビアンシンボルのメッセージそのものが、とっても怪しくて不思議な言い回しだから。この点は私は好き!占い師っぽい!

例えば、「東に向いてなびいているリボンをつけた大きな帽子」とかね。。。この時点で、東に向いてるのか、風のエレメントね、季節は春ねえ、リボンをつけた大きな帽子かあ、大きな帽子をかぶってるのは太陽よけかな?太陽のエネルギーは受けたくないわけねえ、そして顔を隠したいのかしら?第1ハウス、太陽、しし座のエネルギーあたりは拒否ってことねえ。リボンねえ、かわいく見せたいってことかしらね、女性だねえ、ファッショナブルってこと?金星系のエネルギー??なんていう風に、かなり面白く解釈できる感じはある。ルノルマンとかチャームとかに似てるかもね。。。さらには、詳しく解説している本やサイトもあるので、そこの情報を伝えるだけで、立派な占いができると思う。

サビアンシンボルは1度から始まってるから、実際のホロスコープの度数に1をプラスして読む。上記はおひつじ座8度。全部で360個あって、星ごとに読めばいいから、とても簡単。

星読みは、完璧に解釈しようなんて思わないことが大事だし、こう言われたんだよねって占い師が言ったことに囚われずに、でも自分はこう感じるんだよねってってことがあったら、そっちを大事にしたらいいと思う。

そして、いろいろな解説が書いてあってわからなくなっちゃうことがあると思うんだけど、自分に関係あるなってものだけをピックアップするといい。自分に合うものだけを選ぶだけじゃなく、自分ができていないと感じていることも自分に関係あるものってこと。自分には全く関係するとは思えないことは、その段階では無視していいと思う。なんせ、解釈ってみんな全く違うこと書いてたり、言ってたりするから、いろいろな人の解釈を知って、自分の中で形づいていく理解が一番いいと思う。こういうところも、ゲームみたいにプロセスが楽しいのが星占い!