レイキには様々な種類があるの?

 レイキのエネルギーそのものは、臼井先生が発見したものではありませんが、レイキ療法は、臼井甕男先生が創始者です。様々な団体や学校により、値段も違いますし、手をかざすポジションやシンボル(ヒーリングセッションで使うエネルギーの印)などに違いがあります。しかしながら、レイキの理念はどの団体、学校でも同じです。レイキは、とても簡単で、誰にでもできるものです。

  • レイキのエネルギーとつながる(アチューメント)
  • 手をかざしてレイキのエネルギーを流す(自分で自分に、または他の人、動物、植物、物などに)
  • 対面でも行なえるし、遠隔でも行なえる
  • レイキのエネルギーを流すときに、シンボルを用いる
  • アチューメントを他の人に行なう

これらは、全ての団体、学校で共通して教えていることで、このシステムは、臼井甕男先生が教えたことなのです。

 世界では、このシステムを応用した様々なヒーリング法が創始されています。手をかざす方法は使わなかったり、シンボルは使わなかったりと、もっと簡素化されたヒーリング法も、たくさんあります。これらをエネルギー・ヒーリングまたはエネルギー・ワークなどと呼んでいます。クンダリーニ・レイキ、ゴールド・レイキなど、様々にネーミングされていますし、創始者も様々です。レイキという名前がついていないものもありますが、全てのエネルギー・ヒーリングは、レイキが進化したり、応用されたものです。

  • 特定のエネルギーとつながる(アチューメント)
  • エネルギーを流す
  • アチューメントを人に行なう

少なくともこの3つは、どのエネルギーヒーリングにも共通していることなのではないでしょうか。

さて、では、どこでレイキを学ぶのか?

最初に簡単にレイキが世界に広まった経緯をお話しておきましょう。
 臼井甕男先生は、東京・青山に「臼井霊気療法学会」を開業しました。臼井先生の教え子である、林忠次郎先生が東京・練馬に「ハヤシ・クリニック」を開業しました。ここに患者として訪れたのが、ハワイ在住日系人ハワヨ・タカタ先生でした。ハワヨ・タカタ先生は、レイキで元気になった後、ハワイに戻り、レイキ治療院を開業、1980年に80歳で他界されるまでに22人のレイキ・マスターを育てました。その22人が、世界中にレイキを伝えました。日本には、1980年代にタカタ先生の流れを受けたレイキが海外から紹介され、特に1987年にバーバラ・レイ博士の著書「レイキ療法~宇宙エネルギーの活用」が出版されたことが大きなきっかけとなったようです。しかし、バーバラ・レイ博士は独自のレイキの理論を持っていました。いずれにしても、タカタ先生が育てた22人のレイキ・マスターたちから教えられた人々が、独自にいろいろなものを取り入れ、少しずつ違ったところはありながらも、同じ基本理念のレイキが世界中に広まりました。現在、臼井先生の「 臼井霊気療法学会」は大きな活動をしていません。林先生も「林靈氣療法」を確立しましたが、現在では「直傳靈氣」(じきでんれいき)がその流れを汲んでいます。

さて、それでは、どこからレイキを学ぶのがいいのでしょうか?

 私は、どこからでも良いと思うのです。私はスピリチュアルの世界に、レイキから入ったわけではないので、すでにスピリチュアルの世界の法則をよく知っていました。
 スピリチュアルの世界と宗教の世界はとても似ています。私が発見した最大の違いは、スピリチュアルの世界は自由であること。壁、境界線、規則、囲い込みがないのがスピリチュアルの世界です。愛をもって、愛のために行動する・・・この意識があれば、規則は必要ありません。おのずと自然とそうするだけであり、それが喜び、楽しさ、幸せとなり、それ以上もそれ以下でもなく、こう思うことが自然で当たり前だと感じています。
 この法則を知っている人たちの間で、自由にレイキは広まりましたし、新しいエネルギー・ヒーリングが生まれ、受け入れられてきました。各団体や学校により、少しずつ何かが付け加わったりしていったことは、正に愛のため、これも加えるともっと良いよ!という愛が加わっただけです。つながるレイキのエネルギーに違いはありません。しかも、誰でも簡単につながることができて、つながりたいのにつながらない人は一人もいません。スピリチュアルな能力に長けている必要もなければ、知識を持っている必要もないし、精神を集中する必要もなく、技術も才能も何もいらないのです。