2011-08-21

煩悩リセット稽古帖という本

あんまり、仏の道を追求しすぎるのは好きではありません。追求すれば、お坊さんのようになってしまって、現代社会で普通の親として、妻として、社会人として生きていくのが大変になってしまうから。

スピリチュアルもそうです。

私はあんまりスピリチュアル性を追及しすぎるのはどうかな~と常々思っています。

私が追求しているのは、普通の人のためのスピリチュアルヒーリングです。

そんな中、ちょっとこの本はおもしろそうと思って読んでいますが、オモシロイです!

人の感情について、特にネガティブな感情がどう生まれて、どう根付くかがわかりやすく書かれいて、すごく軽く読める本です。

理不尽なことをされて怒りを持つことがありますよね。自分は何もしていないのに、いきなり旦那に怒られるとか。。。ただ単に旦那が不機嫌だったために、何かが気に障り、それを怒られると、腹が立ちますよね。せっかく、素敵な1日を過ごしているのに、勝手に台無しにされたわけだから、結構ムカつきますよね。

ところが怒った本人は、とっとと忘れて、いびきをかいて早々と寝ていたりします。

すると、もっと腹が立ちますよね~!!!

で、欲しくもないのにネガティブな感情を抱くわけです。早々に忘れてしまえばいいですが、あまりにも理不尽すぎるとなかなか忘れられません。いつかなんかのきっかけで私が怒ってやろうなんて思ってしまいます。

でも、冷静に考えてみれば、まったくもって損しているのは自分で、しかもいつかやり返してやろうなんて思ってしまったら、ずっとそのネガティブなものを持ち続けてしまうわけです。で、そんなネガティブなものを持っていると次のネガティブを生み出しやすくなるわけです。自分は何も悪くないのに、このネガティブな感情でエネルギーを不健康にし、果ては病気の原因を持ってしまうわけです。

なんてバカらしいのでしょう!

世の中には、旦那のような人もいるわけです。全く仕方ないわね~とやり過ごす方が賢いです。きっと疲れているのね、かわいそうに。。。とか、相手の気持ちもわかってあげて、とっとと許してあげてしまう方が自分のためなわけです。

こういうことを思い出させてくれる本です。

ちなみにうちの旦那様は、非常にいい旦那で(になって)、こういうことは滅多にありませんが、全く無いわけじゃありません。どこの旦那様もそうだと思いますが。。。つまり、うちも普通の家庭です。

煩悩リセット稽古帖/小池 龍之介
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